【HAND’S】クラフトビールが自慢のアメリカンなフードバー。パンクIPAとフィッシュ&チップス、スライダー【周南市】
前々から気になっていたフードバー「HAND’S」へ行ってみた。
周南市は銀南街にある、クラフトビールの品揃えが売りのアメリカンな雰囲気のお店である。
ドアを開けて中に入る。英語の会話が聞こえてくる。外国人のお客さんも多いお店のようだ。
カウンター席にて注文。まずは売りであるビール。パンクIPAというビールにした。
IPAとはIndia Pale Ale(インディア・ペールエール)の略で、ホップを大量に使用して作るビールのことなのだそうだ。このパンクIPAも、通常のビールの40倍のホップを使っているとのこと。
ただし飲み口は意外とあっさり爽やか。香りも味わいも、濃厚ではあるがフルーティでくどくない。定番のビールとは、また異なるおいしさを有している。
ビールをちびちびやりながら料理を待つ。少し離れたカウンターの角の席では、常連らしい初老の白人男性が、お酒を飲みつつ店員さんに英語で話しかけている。店員さんも若干カタコトながら英語で応じている。
まもなく料理も届いた。
フィッシュ&チップス。真鱈の揚げ物とフライドポテトを熱々の揚げたてで。
ソースはケチャップとタルタルがついてくる。
フィッシュにせよチップスにせよ、それ自体の味付けは控えめでタンパク。ポテトにはケチャップを、フィッシュにはタルタルをつけて食べるとすばらしくおいしい。
ハンズスライダーズ。
スライダーとは「手軽に食べられるミニバーガー」であり「チェダーチーズと当店のオリジナルスパイスを練り込んだパテは絶品です」とのこと。
串で刺された状態で出てくる。この串は、固定するためなのだろうか。面積は小さいが具は肉厚なので、縦に長いバーガーとなっており、確かにそのままでは倒れてしまいそうだ。
最初、串を使って食べるのか? と思ったが、そういうわけではなさそうなので、串を抜いて普通にかぶりついた。ジューシーなパテとトマト、チーズを程よく焼けたパンとともに味わう。
さて、完食。おいしかった。良質なビールと良質なファストフード、そしてアメリカンでおしゃれな雰囲気を堪能したいときに、また訪れたいお店であった。