山口市は湯田温泉に行ってみた。

　湯田温泉という観光地のメインコンテンツは立派な温泉を有する旅館やホテルにあるのだが、今回はそれを楽しむためにきたのではない。そういったホテルや旅館がある界隈には飲み屋街もあって、その飲み屋街をぶらぶらしたかったまでである。

　で、まずは、湯田温泉にて結構長いことやっているという居酒屋「味の郷 銚釐庵 山口湯田店」に入ってみた。

　銚釐庵と書いてチロリアンと読むのだそうな。お店のドアをくぐると玄関で、そこで靴を脱ぎ靴箱に入れる。

　そののち、入口カウンターの左方へ案内されるのだが、木造りの廊下の左右にはいくつかの上り階段や下り階段があり、その先は中二階や中地階の個室席となっている。

　中二階の個室のひとつに通される。こんな感じ。

　まずはビールということで注文する。

　ビールはアサヒスーパードライ。

　お通しは白身魚の南蛮漬け。唐揚げにされたお魚の旨味とコクをさっぱりと楽しめる。

　アナゴの天ぷら。サクサクの衣は、基本は淡白なアナゴの旨味や味わいをコクとともに閉じ込め、濃厚に凝縮している。

　イカの天ぷら。やっぱりおいしいイカの天ぷら。ししとうやナスもまたうまい。

　これらを肴にビールを飲み終わったところでお会計。おもしろそうなお店なので、もうちょっと腰を落ち着けてもよかったかもしれないが、1軒目なのでこの辺で。