【広島県立美術館】「現代アートの100年」展と、コレクション展「名品の森Ⅱ」を見にいく
広島県立美術館へ。特別展「現代アートの100年」展と、コレクション展になる「名品の森Ⅱ」を見に行った。
特別展「現代アートの100年」展は「セザンヌからウォーホル、草間彌生、奈良美智まで」とのことで、まあ現代アート系の展覧会お馴染みのメンツの作品が見られるようである。
じっくりと見てまわる。個人的にはカンディンスキーの「絵の中の絵」という絵が気に入った。
最後の方に写真の撮影OKという作品があったので撮ってきた。
中空に吊るされたこれは、塩田千春の「トラウマ/日常」という作品。
壁に貼り付けられたバラ。タイトルも「バラ」。
引き続いては常設展「名品の森Ⅱ」へ。
序盤にて広島県立美術館名物、ダリの大作「ヴィーナスの夢」が迎えてくれる。初めて見た時には大いに感動したものだが、さすがに何回目ともなると「やあ、また来たよ」という気分にもなる。
今回は広島の画家で、列車の機関士をやりながら絵を描いたという“機関士画家”太田忠の作品がピックアップされており、それらが印象に残った。彩度の高い色彩をワイルドに塗り込んだ立体的な絵画は、幻想的な雰囲気の中にどこか郷愁や懐かしさも感じさせる。
常設展を見た後は一階の図書館で休憩ついでにちょっと画集でもながめて、それから帰ることにした。