【KEYSTONE】周南市の名門BAR。

 周南市の老舗名門バー「KEYSTONE(キーストン)」へひさびさに行ってみた。

 平和通りと昭和通りの中間に位置する青空公園、そのすぐ東にある。ビルの2階ではあるが、煌々と店名をアピールするネオンはわかりやすく、やっているかどうかはすぐ判別する。

【KEYSTONE】周南市の名門BAR。

 上のような緑色の看板があって、そこにお店へとあがる階段がある。

【KEYSTONE】周南市の名門BAR。店内

 店内はなかなかの広さ。グランドピアノも置かれており、ボックス席も豊富だが、カウンター席も空いていたのでそちらへ。

【KEYSTONE】周南市の名門BAR。バーカウンター

 カウンターの向こう並べられた酒瓶の群れはシブい風格をたたえている。

【KEYSTONE】周南市の名門BAR。スプモーニ

 こういう場所に来たならカクテルを。まずはスプモーニ。本来はカンパリ、グレープフルーツジュース、トニックウォーターによるカクテルだが、ある程度オリジナルのアレンジが加えられているらしい。

【KEYSTONE】周南市の名門BAR。ビターリキュール・スカーレット

 ビターリキュール・スカーレット。実は日本製のリキュールで、さまざまなボタニカルを原料に作ったカンパリに似たお酒だそうで、カンパリの代わりにこちらを使用しているとのこと。カンパリによるスプモーニより、おだやかでまろやかな味わいになっているように感じた。

【KEYSTONE】周南市の名門BAR。お通し

 こちらはお通しのお菓子。

【KEYSTONE】周南市の名門BAR。アレクサンダー

 2杯目はアレクサンダー。ブランデー、クレームドカカオ、生クリームによるカクテル。甘さとクリーム感、洋酒らしいほろ苦さの融合。

【KEYSTONE】周南市の名門BAR。マティーニ

 ラストはマティーニ。強いのにおいしくてクイクイいける。クイクイいけるのに強いのでアルコールが五臓六腑にグイグイ染みる。オリーブの実もまた旨い。

 こういういいカクテルを飲んだ後というのは、自分自身が神聖なる高貴な酔っぱらいになった気がする。神聖かつ高貴な気分でお会計。そうして店を出て、神聖だろうが高貴だろうが酔っ払いは酔っ払いなので千鳥足で家路に着いた。