【鶏白湯ラーメン 麺匠 黒春晴】濃厚でありつつ上品な鶏白湯。麺もチャーシューも絶品【広島市中区】
ど深夜の広島である。明日の朝にはもう帰る。お酒は十分だけれども、締めとして何かおいしいものを食べたいので、評判の良い鶏白湯ラーメンのお店「麺匠 黒春晴」へ行ってみた。
黒春晴は訓読みして「クロハルハレ」と読むんだそうな。
濃厚鶏白湯そばの醤油味を食す
食券制だが、メニューはトッピングのパターンもあり色々で迷う。どうしようか考えているうちに別のお客が後ろに並んだので良さげなのを適当に買った。
で、届いたのが上のラーメンである。「濃厚鶏白湯そば」の「醤油」、トッピング「特製(全部乗せ)」だったかな?
スープをまずは啜って、胸の内でうまいと唸った。コクがあって濃厚なのに、くどさや重さは感じないスープには、鶏の甘みや旨みがコッテリと含まれている。
麺はやや太めの細麺か。適度にカタめんでスープとよく合う。
チャーシューもうまし。豚肉のチャーシューに混じって、鶏肉のハムのようなものも一切れ入っていた。それもうまく、意外性もあって楽しい。
それほど空腹という状況ではなかったが、夢中で食べ、完食。酔いが覚めるようなうまさだった。今度来ることがあれば、別の味のスープやサイドメニューも試してみたい。
焦がしニンニク入りバージョンを食す
というわけで2022年7月再訪問。
この日は一番人気、黒ニンニクタレの入った「濃厚焦がしニンニク鶏白湯そば」の「特製」にした。
鶏白湯のまろやかさの中に黒ニンニクのパンチがピリリと効いて旨し。
またセットメニュー可の時間だったので、豚めしもつけてみた。こちらは最初のひと口ふた口は普通に食べ、その後はスープをかけておじやにした。うーむ、幸福。
ノーマルな塩タイプを食す
2022年8月に再々来店。今度は、本来はノーマルタイプなのであろう「濃厚鶏白湯そば・塩」をやはり「特製」頼んだ。
とにかくまろやか、クリーミー。鶏白湯らしい甘味とコクをストレートに堪能できる。鶏油の甘みと旨みがもたらす幸福感。
パンチということでは醤油タイプや焦がしニンニクタイプには負けるかもしれないが、鶏白湯の旨さを存分に味わいたいなら、この塩タイプがいいだろう。自分はこれがいちばん好きかも。